1: 1 2014/03/25(火)18:04:06 ID:JDDcIaeOg
爆発音がした。

例→
http://anond.hatelabo.jp/touch/20080506041614
これ(爆発の描写)を自分の言葉で書く練習をするスレ

小説・ラノベ作家を目指してるやつ
まあここで修業していけよ
転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1395738246/
人前での閲覧注意な笑えるボケて(bokete)画像
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4644760.html
爆発


2: 1まずは俺から 2014/03/25(火)18:04:58 ID:JDDcIaeOg
――破裂音 。
背後で唐突に沸き起こったそれは、俺の危機感を煽るには十分なものだった。
獣の咆哮にも似た、大気の振動。
しばらく呆気にとられ、俺はようやく、近隣の車両が爆発したことを知ったのだ。



4: 名無しさん 2014/03/25(火)18:06:13 ID:kQ3kOtcch
>>2おおラノベっぽいな



8: 名無しさん 2014/03/25(火)18:08:55 ID:6K7eiRhYA
背後から爆発音がする

振り返る


この過程を描写するという理解でおk?



11: 1 2014/03/25(火)18:09:55 ID:JDDcIaeOg
>>8
okok



20: 名無しさん 2014/03/25(火)18:20:10 ID:T9plW6rfX
クズ切れの様に横たわるかつての友人。それの頭部を右手で掴むスーツ姿の大男。
そいつは不気味な笑みでこちらに顔を向けると、俺の頭の中で、なにかが破裂…。いや、爆発した。



24: 1 2014/03/25(火)18:26:14 ID:AM61ViiiP
>>20
雰囲気はでてると思う



21: 名無しさん 2014/03/25(火)18:22:15 ID:AHvERRuSK
クズ切れちょっと違和感



22: 名無しさん 2014/03/25(火)18:24:32 ID:CxknDebbq
なんだか、妙に焦げ臭いにおいがした。
気が付いたら、僕の体は後ろを振り返っていた。耳をつんざく大きな音、真っ赤に燃える炎。真黒な煙、人々の叫び声・・・。

爆発だ。爆発が起きたのだ。



25: 1 2014/03/25(火)18:28:25 ID:AM61ViiiP
>>22
いいじゃん
「体は後ろを振り返っていた」
てのがちょっとひっかかるか



26: 名無しさん 2014/03/25(火)18:28:55 ID:QusFFd3Dq
そのとき教室で爆発音がした。
廊下にいた俺と佐々木は顔を見合わせた。
急いで教室にもどると、壁一面が真っ赤に染まり、ポタポタと鮮血が滴り落ちていた。
そこらじゅうに散らばっているピンク色の塊は、肉片だろう。
その場にいた由美子がクスクス笑いながら言った。
「工藤君よ」
彼女の頬にも血がべっとりとついている。
「そうか」
佐々木が合点したように言った。
「あいつ、昨日から様子が変だったもんな」
そういえば俺にも思い当たる節がある。
あの大人しい工藤が、昨日、今日と訳も分からず浮かれていた。
すでに爆砕細胞が工藤の体内で励起していたのだろう。
様子が変だと言えば由美子、お前はどうしてこの惨状を前にして笑っているんだ?



29: 1 2014/03/25(火)18:32:31 ID:2IkAIjYal
>>26
これは引き込まれるし続きが気になる



32: 名無しさん 2014/03/25(火)18:35:08 ID:QusFFd3Dq
>>29
ありがとう。ラノベ風にしてみた。
でも爆発を同表現するかではなく、その場で考えたお話になってると思うwww
文章力の鍛錬というより、発想とか創造力の鍛錬になるよwww



28: 名無しさん 2014/03/25(火)18:31:33 ID:HC0G8cLbF
電車の後ろの方で爆発音がした。
それは静かな空気の流れる車内には大きすぎる音だった。
恐怖と緊張でパニックになる乗客。
しかし私は振り返りながら一言、
「実験は成功だ」と呟いた。



34: 1 2014/03/25(火)18:35:34 ID:wgVz2CsaN
>>28
「振り返りながら」のが何に対して「振り返った」のかわかんないな
でも面白いアプローチ



36: 名無しさん 2014/03/25(火)18:38:03 ID:HC0G8cLbF
>>34
たぶん振り返る必要ないのに
無理やり振り返させたからかも(´・ω・`)
ありがとう



30: 名無しさん 2014/03/25(火)18:32:42 ID:Gxz1drlDb
爆発。
一瞬の空間の静寂を切り裂いて破裂音が響き渡った。
夢にまで見た完全犯罪が成功した!
俺は、子供の頃以来感じた事がないほどの心の奥底からの喜びを感じながら、
「友紀ー!」
と力の限り妻の名を叫んだ。
周りの警察が無理矢理私を羽交い絞めにし、爆発した方に行こうとするのを阻止した。
表情とは裏腹に、じわじわと心に静かな喜びが込み上げてくるのが分かった。しっかり眉の筋肉に力を入れた。



31: 名無しさん 2014/03/25(火)18:33:31 ID:QusFFd3Dq
>>30
めっちゃ面白そうwww



33: 名無しさん 2014/03/25(火)18:35:25 ID:RRSQI7CYK
隣の席の女から爆発音がした。
脳がその音の意味を理解する前に、鼻に、強烈な、まるで卵を100個茹でて1年間放置したかのような強烈な腐卵臭が届いて俺は不覚にもその場で吐いてしまった。
しまった、と思った時には既に教室は罵倒と嘲笑に溢れていた。
ああ、なんてことだ。俺の学生生活は終わってしまった。今後3年間俺はゲロ男としての汚名を被せられて惨めに生きていくのだろう。
それもこれも、この女のせいだ……そう思い俺はゲロに塗れた顔で女の方を睨んでやると、女は怯えたように席を立ちトイレに行ってしまった。
こら、お前のせいで俺はこんな目に会ってんだぞ。グラウンドゼロ女が。死ね。



41: 1 2014/03/25(火)18:41:00 ID:KZwldaOrB
>>33
負のオーラが滲み出るようだw



37: 名無しさん 2014/03/25(火)18:38:11 ID:VLL5uI4UV
夕方、僕は家でテレビを見ながらゴロゴロしていた。
そこに買い物を終えた母ちゃんが、手提げ袋をぶら下げて帰ってきた。
「今日はスーパーで冷凍食品が安かったからたくさん買ってきたわ」
そう言いながら母ちゃんが取り出した冷凍食品は中国産、僕はげんなりした。
「母ちゃん、中国産とか危ないだろ、やめろよ。農薬とかさ」
でも母ちゃんはまったく気にする様子も無く、台所へ向かいながら言った。
「大丈夫大丈夫!火を通したら全然大丈夫だって!」
五分後、台所から爆発音がした。



39: 名無しさん 2014/03/25(火)18:39:02 ID:2xq63M632
>>37わろた



46: 1 2014/03/25(火)18:44:10 ID:KZwldaOrB
>>37
中国産はなぜ爆発するのかw



43: 名無しさん 2014/03/25(火)18:42:34 ID:AHvERRuSK
目の前の風景が揺れた。
直後に、かつて聞いたこともないような大音量が、俺の体全体を押した。
「驚く間もない」とはこういうことをいうのだ。俺は反射的に振り返り、粉塵に白く霞んだ、視界いっぱいの瓦礫を目にした。
――テロ? 災害?
まず頭に浮かんだのはそんなことだった。


ふつうすぎ?



57: 1 2014/03/25(火)18:50:54 ID:hcOQZmJN1
>>43
「大音量が、俺の体全体を押した」
っていう表現がなんとなく違和感がある



61: 名無しさん 2014/03/25(火)18:52:24 ID:9WHkSQ7bo
>>57
マイケルJフォックスかマコーレ・カルキンなんだろ



51: 名無しさん 2014/03/25(火)18:49:07 ID:2xq63M632
俺は佐村河内守。作曲家だ。
ちなみに耳が聞こえない。巷では現代のベートーヴェンと持て囃されている。
・・・らしいが俺は全く耳が聞こえんからな。何を言われてもわからない。
今日も優雅にグラサンをかけ、スタイリッシュに街に出る。日常の中から作曲のヒントは生まれる。
・・・って新垣氏が言っていたこと思い出していた瞬間、背後で何かが爆発した。
爆音、人々の悲鳴、叫び・・・俺はそれら全てを「うるさい」と感じ振り返った。



66: 1 2014/03/25(火)18:55:36 ID:hcOQZmJN1
>>51
いいと思う



53: 名無しさん 2014/03/25(火)18:49:57 ID:QusFFd3Dq
>>1
これ文章力の鍛錬かwww
面白いからいいけど。
みんなすげーなぁ・・・。



58: 名無しさん 2014/03/25(火)18:51:35 ID:GpDcj9kmP
鼓動が早くなったのは、目の前の店が吹き飛んだからではなくーー
非日常が舞い込んできたのかという期待と興奮との感情であった



71: 1 2014/03/25(火)18:58:26 ID:r7qdg88SH
>>58
俺こういうぼかした表現好きだ



63: 名無しさん 2014/03/25(火)18:53:46 ID:KzHXckTAB
爆発の事…ええ、あの時の事ですよね。わかりました…私で良ければ。
ううん、インタビューが嫌とかじゃないです、本当に。ええ、はい。
私は前を歩いてて、あ、爆発があった前です…場所が。
そしたら後ろから…あ、はい、大丈夫…すみません、お水、ください。
えっと…最初は、何か光って…それは覚えてるんです。
そこからはもう、何がなんだか…。体が竦んで、心臓が跳ねて、それに引っ張られるみたいに前にふっ飛ばされて…
それから…良く、覚えてないです。とにかくもう、熱くて、いろいろ真っ赤で…飛んでくる石とか…
逃げなかったかって、だって、何が起きたかもわからなくって。どっちに逃げるかも…
…ううん、そんなことも考えられませんでした。みんなそう、じゃないんですか?こういう時…
今?…今は…何も。なんとも…。あ、でも、あの道は…もう怖くて歩けない、かもしれません。あ、はい。ありがとうございます…



73: 1 2014/03/25(火)19:00:37 ID:r7qdg88SH
>>63
こういう変わったアプローチできるのは凄いな
何か元ネタとかあるの?



80: 名無しさん 2014/03/25(火)19:06:19 ID:KzHXckTAB
>>73
ううん、みんなが地の文だったから会話文、って思っただけ





65: 名無しさん 2014/03/25(火)18:54:57 ID:Fzp1jNUWQ
背後から爆発音が轟く。
一瞬の沈黙の後、恐る恐る振り返ってみるとそこには何も無かった。



69: 名無しさん 2014/03/25(火)18:58:07 ID:ubz0FElTz
耳に違和感を感じたと同時、私の身体はアスファルトへ叩きつけられた。
顔面の激痛に目を開ける事すら出来ないまま必死の思いで頭を上げると、濃厚な油の匂いが鼻をついた。
恐らく血だらけであろう顔を手で拭い、灼熱感と痛みに耐えながら瞼を少しだけ引き上げる。

そこから見えた景色は到底この世のものとは思えなかった。
路上は炎の海と化し、ガードレールはねじ切られ、吹き飛ばされた車が無様に底部を晒している。
車から這い出してきた乗客たちはまるで亡者のように見えた。
奥に横たわる巨大な鉄のカーテンを見て、悟った。
タンクローリーが爆発したのだと。



77: 1 2014/03/25(火)19:04:16 ID:r7qdg88SH
>>69
すげえいいじゃんマジで



72: 名無しさん 2014/03/25(火)19:00:35 ID:FCfkRnqiP
背後で何かが爆発した。衝撃と爆風で俺は吹き飛ぶ。不思議と痛みは無く、体は軽かった。
閉めていた目を開くと、誰かの腕が目の前に落ちていた。
俺は喉が潰れる程の叫び声を上げる。腕に驚いたのではない。その腕は、あまりにも自分の腕に似ていたからだ。



81: 1 2014/03/25(火)19:07:35 ID:r7qdg88SH
>>72
自分の腕に似ているという意外性いい



87: 名無しさん 2014/03/25(火)19:12:56 ID:FCfkRnqiP
>>81 ありがとう。まあ似ているというより、自分のなんだけどね。目を開いた目の前だから、頭も吹っ飛んでるって言いたかったけども…日本語難しい(言い訳



76: 名無しさん 2014/03/25(火)19:04:08 ID:625ndOZqX
ボスから指令がきた。今回の任務は敵軍基地の爆破工作だ。
爆薬や信管などは既に工作員が用意済み。
後はそいつから荷物を受け取り、警備の目をかいくぐりながら弾薬庫に時限爆弾を設置すればいいだけ。
帰りは爆発の騒ぎに乗じてトンズラするだけだから楽勝だ。

侵入にはおあつらえ向きな新月の夜。
暗闇の中で設置した爆薬に、タイマーを起動した信管を差し込む。
何かが無意識下で警告を発するが、もうすぐ巡回の警備が戻ってきちまう。
手早く作業を終わらせた俺は、弾薬庫とは遠く離れた茂みの中で腕時計を睨みつける。
起爆まで五、四、三、二、一……あれ?爆発しない!?
俺は先ほど無視した警告をようやく理解した。――信管に刻み込まれた"MADE IN CHINA"の文字だったのだ。

ボスの怒りが爆発した。



84: 1 2014/03/25(火)19:11:43 ID:r7qdg88SH
>>76
短い中にオチを用意できるのは強みだと思うな



83: 名無しさん 2014/03/25(火)19:09:45 ID:BitORukD9
生きるか死ぬかの危機なら今までに何度も切り抜けてきたが。
「こればかりはどうしようもないな」
お約束すぎる展開に思わず失笑した。
これが終われば国へ返ってあいつと結婚する約束。
そんなお膳立てされた舞台に神様が残した最後の茶目っ気。
「赤か青か」
最後のコード。
覚悟なんて必要ない。
ただどちらか一方を適当に選び、目を瞑ってハサミを閉じるだけなのだから。
――なのに。
心を殺し、与えられた仕事を処理するだけの日々を繰り返してきた俺が、
死にたくないとこれほどに強く本心から思える日が来るとは想像だにしなかった。
俺を人間にしてくれたのは他でもないあいつだ。あいつのところに帰りたい。運命の赤い糸。
「なんてな」
青いコードを切り落として、俺は生涯を終えた。



85: 名無しさん 2014/03/25(火)19:11:52 ID:qXhdMNG4O
>>83ハズレなんかい、、、、



94: 名無しさん 2014/03/25(火)19:21:23 ID:GpDcj9kmP
小説家志望大杉ワロタ



96: 名無しさん 2014/03/25(火)19:23:43 ID:Nw5vyxs1P
>>94
俺本当は小説家志望じゃないんだ
場違いかな?(´・ω・`)



102: 名無しさん 2014/03/25(火)19:29:21 ID:uHqTTwen8
巨人が掌で握り潰したような炎が巻き上がり
天高く黒煙が空を舐め、千々に縮れた死体が
寒々しくアスファルトに転がっている



104: 1 2014/03/25(火)19:30:49 ID:E1QRgki39
>>102
硬い感じだけど悪くない



109: あ◆lYhv11MND1Ww 2014/03/25(火)19:32:16 ID:17VWI4P77
それは一瞬の出来事でなにがどうなったのか全く理解できなかった。
と、言うよりも今でもなにが起きたのかはわからない。


いつものようにベランダから真っ青な海を眺めていると、水平線のあたりで何かがポッと白く光ったのだ。
そこに目を凝らすよりも先に、全身を殴打するかのような轟音とともに白い光は視界全体へと広がり、僕は条件反射で頭を抱え身を縮こまらせた。
なにが起きたのかはわからないけれど、なにかとんでもないことが起きたのは確かだ。

化け物じみた音の余韻が引き、全身に伝わる微振動も収まった頃、恐る恐る瞼をあげると、僕の目に飛び込んできたのは無限に広がるどんよりとした黄色。
青ではなく黄色。海ではなく砂。

僕が立っているのはさっきと変わらず自宅のベランダなのに景色は辺り一面砂漠になっていたのだった。



115: 1 2014/03/25(火)19:37:08 ID:E1QRgki39
>>109
続きが非常に気になります



118: あ◆lYhv11MND1Ww 2014/03/25(火)19:39:22 ID:17VWI4P77
>>115
ありがとう
もちろん続きなどありませんが



134: 名無しさん 2014/03/25(火)19:56:26 ID:gcD4uYMED
彼の心の中には小さな湖があった。彼がその存在に気付いたときには既にその湖は汚れてしまっていた。
彼は特に自分の気持ちを表現しようとする人間では無かった。嫌な事があっても、何も言わずにその場をやり過ごし生きてきた。
その度、彼の湖は少しずつまた汚れていく。
理由は分かっていた、自分でその腐敗臭ただよう感情を何度も何度もその底知れぬ湖に放り込んできたのだ。
彼は目を閉じ、底に沈んで行った塵芥の事を思い、無表情で畔に佇む若い彼の横顔を見る。
思い返せば、人生の中で涙を流した事も無ければ、怒りの咆哮をあげたこともない。それ程彼の湖は深く、そして完璧だった。
しかし、今目の前で起きている出来事は彼にとって全くの未知のものだった。
それは今まで抱えてきたどの感情とも違った。その感情は熱く煮えたぎり、沸々と燃える様に呼吸していた。
彼にはそれを手にとり湖に捨てる事さえ出来ない。それが本当の怒りだと知ったときにはもう遅かった。彼は湖もろとも爆発した。



148: 1 2014/03/25(火)20:03:59 ID:AM61ViiiP
>>134
俺がいうのもなんだけどいいと思う
文学的な匂いがするな



135: 名無しさん 2014/03/25(火)19:57:28 ID:uKtNEnN3e
「なんで飯持ってこねぇんだよ!」
奴が居間に乗り込んできたのは一時間前。私は食事を届ける。
「おいとくよ」
「おせえよ!」
なに? たまりに溜まった怒りが爆発した。私はドアを蹴破ると茶碗を奴の顔面に叩きつけた。
今まで奴の部屋の床に叩きつけたどの求人誌より強い力で、次に転がった奴の股間を踏みつける。
奴が発狂した時の地団駄の10倍の重さで、そして私は叫ぶのだ。
「いい加減にしろ!この穀潰しがぁぁぁ!!!」



150: 1 2014/03/25(火)20:06:19 ID:AM61ViiiP
>>135
穀潰しわらた(´・ω・`)



137: 名無しさん 2014/03/25(火)19:58:11 ID:LlFiU953R
それは全てを包み込んだ。
鳴り響く轟音、遠くから聞こえる叫び声、押し寄せる黒煙、逃げ惑う人々
僕は狂ったように笑い、男にしては些か細過ぎる指で手元にあるスイッチを押した。
一時の静寂と共に。



152: 1 2014/03/25(火)20:07:44 ID:AM61ViiiP
>>137
これ結構うまいんじゃないか



143: 名無しさん 2014/03/25(火)20:00:36 ID:Gxz1drlDb
爆発した、と思った。
それほどの衝撃だった。
気付けば私は見た事もない部屋の中心にいた。周りにはそれを取り囲むようにたくさんの人。
今までとは違う場所に来た。そう思った。
口から鼻、耳、手足、全身の柔らかな皮膚、私の全器官が、ここは今までの場所とは違う、と私に告げていた。
何かをしなければ、と咄嗟に思った。
何をするべきかは分からないが、とにかく早く、何か行動しなければならない、という強い強迫観念が私を襲った。
初め、小さな強迫観念から始まったそれは、数秒で逼迫した恐怖に変わった。
私は何かをしなければならない!今、何かをしないと、私の人生は悔いに満ちたものになる!今人生で一番の岐路に立たされているのだ!強くそう思った。
その瞬間
「ウェェエエエン」
という声が私の口から洩れた。
周りの人たちが、一気に笑顔になった。
そのうちの一人が私を持ち上げ、私は、私を体内から爆発させ外に出した女と初めて目を合わせた。



146: 名無しさん 2014/03/25(火)20:01:44 ID:3wLHN6NYP

――その時、あの子が笑った。
ずっとずっと心を閉ざしていたあの子が。

初めて見る笑顔。優しい微笑み。

それがあの子の見せた、初めての感情だった。



171: 1 2014/03/25(火)20:22:34 ID:LTACILR5O
>>146
優しい感じがして良い



175: 名無しさん 2014/03/25(火)20:24:49 ID:3wLHN6NYP
>>171
あざっす。爆発というにはやや弱いかなと思ったんだが
みんなが爆発をストレートに表現していたのであえて変化球というか
感情の爆発の方に焦点を当ててみた



165: 名無しさん 2014/03/25(火)20:17:33 ID:625ndOZqX
タップダンスを踏むような軽快な音が戦場に響き続ける。そのステップのひとつひとつが人間を軽く殺せる殺傷力を秘めてるってんだから笑えない。
きっとこんな陽気に踊りまくってるのは死神なんだろうな、死神に足があるかはしらないが。
まぁ、どちらにしろ死神さんと踊るような状況には陥りたくないな、なんて考えるのはフラグだろうか。
そんな益体もないことを考えているうちに後衛の準備が整ったらしい。後衛が安全に手榴弾を投げられるように、前衛――俺らが掃射体勢にはいる。
その瞬間だった。今までのステップとは明らかに違う、異質で、乾いた、まるで柏手のような銃声がこだまする。
嫌な予感……。思わず背後を振り返った俺。頭に大きな覗き穴を作って倒れる後衛。その手元から転がり落ちる鋼鉄のパイナップル。抜き捨てられた安全ピン。
咄嗟に遮蔽物から飛び出す。と、同時に――背後から爆音。
ふぅ、間一髪セーフ!と一息つく間もなかった。眼前にはズラリと並んだ銃口。次々と吐き出される鉛弾。
さっきのはやっぱフラグだったか――と後悔する間もなく体が勝手に踊りだす。命尽きるまで終わることのないダンスを。



187: 1 2014/03/25(火)20:37:35 ID:7lKZn2cKb
>>165
戦場の緊迫感がありあり



172: 名無しさん 2014/03/25(火)20:23:28 ID:uiZ0ZsXwU
若草に横たわる京子を見た。頭の周りが赤黒く染まっているだけで、眠っているのではないとわかる。
ふいに音が消え、肌に冷たい水を感じた。振り向いた時には、すでに水柱が消えるところだった。

「…爆弾」

口をついて出た、実物を見たことすらないはずの私の言葉に、私は驚いた。
めまいのような感覚におそわれ、足をすくわれる。

頭の中で、爆弾と吉岡正治が結びつくのに、そう時間はかからなかった。
吉岡は私たち姉妹の、ありもしない遺産の影だけを見ている。あとは私だけだ。

京子の体を一瞥し、私は台所に向かった。



192: 1 2014/03/25(火)20:45:21 ID:j1tIG736q
>>172
うまいなあ
凄く安定している



188: 名無しさん 2014/03/25(火)20:38:18 ID:8vwINqXjI
 街を歩いていた時だった。
 背後からの衝撃で、突然世界が転がった。
 目の前に迫るのが道路だと気付いたと同時に、轟音に耳を塞がれた。そしてそのまま顔から地面に落ちる。転がる。また落ちる。
 何が起きたのかも分からないまま、私は回転を繰り返して、ついに壁に叩きつけられて止まった。
 一分。二分。三分。
 どれだけの時間が経っていたのか分からない。
「爆弾テロだ!」
誰かの叫ぶ声で、ようやく意識を取り戻した。
 のろのろと立ち上がり振り返ると、歩いてきた道は無くなっていた。
 瓦礫と、転がった人体と、そして血まみれで走り回る人の姿があった。
(……あー……やばいな、これ……大変だなあ…………)
他人事のように呟いて、私は再び意識を失った。



204: 1 2014/03/25(火)20:55:21 ID:UsCKUUoT6
>>188
なかなかうまいな



467: 名無しさん 2014/03/27(木)02:21:22 ID:tqzYYytct
>>188
"突然世界が転がった"って表現がすごくいいと思う
推敲するならこれを一文目に持ってきたいぐらいだわ

> 一分。二分。三分。
> どれだけの時間が経っていたのか分からない。
ってところはちょっと言い回しが引っかかる
一分。二分。三分。だとただ時間を数えてるように思っちゃうから
"数瞬か、はたまた数分か。"とかにしたほうがいいのかも

後はあんだけ爆風に転がされたのに目覚めた後に体が痛む素振りもないのもちょっと気になる



195: 名無しさん 2014/03/25(火)20:48:27 ID:jf9Fm9s3R
--彼が「自分」という物の存在に気づいたのは
生まれてから何万年も経ったある日の事だった
轟音と共に彼を包む地殻が破れ、上から柔らかい物や硬い物が降ってきた
硬い物は今までみた事もないような純粋な元素でできていたが
使い道は無さそうなので方っておいた
逆に柔らかい物は非常に扱いやすそうな炭素や水やアンモニアでできていたので
彼は早速それを取り込む事にした---といっても
その時点ではまだ彼には自我という物があったわけではなく
ただ本能に従って行動しただけに過ぎないのだが

柔らかい物を自らに取り込む仮定で、その中枢と思われるいびつな球体を取り込んだ時
突如彼は「自分が今ここに居る」ということを理解した
と同時に、彼が取り込んだ物がニンゲンと呼ばれる生き物である事や
さきほど起きた轟音が、炭鉱の奥底で起きた爆発事故であった事
そして、その炭鉱の外には豊富なエネルギーを供給する"太陽"という物がある事なども理解した

どうやらこの地球という場所ではニンゲンという存在で居るのが一番便利らしいので
彼は自らの身体をさきほど取り込んだ柔らかい物--炭坑作業員の身体--に似せて組み立て直し
ゆっくりと炭鉱の出口に向けて歩き出した



198: 名無しさん 2014/03/25(火)20:50:37 ID:8vwINqXjI
>>195
なんか昔のSF小説っぽいね
筒井康隆か小松左京くらいの世代の
じゃなきゃ神林長平



206: 名無しさん 2014/03/25(火)20:56:48 ID:qEFPk46hj
どの作家に似てるか?
精度は知らんがこれ使え
http://logoon.org/



304: 名無しさん 2014/03/25(火)23:17:58 ID:2s1pjaZMr
評価のやつ面白いな。
分かりやすさだけcだったわ。
名詞いれたりすりゃあがるんだろうけど全部Aとかは要点抑えないと難しいだろうに取れる人は凄いわ



306: 名無しさん 2014/03/25(火)23:21:12 ID:tmCCeRWlS
評価やってみたら文章の硬さがDで、後は全部A
二回ほど長文でやってみたが両方一番似ている?文章が麻生太郎だったwww
あの人本書いてないのかな



307: 名無しさん 2014/03/25(火)23:23:21 ID:cFoeYWFVV
走れメロスの冒頭で評価やったら一致指数2位が松たか子www



308: 名無しさん 2014/03/25(火)23:23:33 ID:QusFFd3Dq
評価をここのスレの文章、片っ端からやってみたけど、
あきらかに分かりやすいのに、わかりにくいと出たり、ちょっとなぁ。

あと麻生太郎の出現率は異常www

面白いという程度だと思うよwww



311: 名無しさん 2014/03/25(火)23:25:47 ID:qEFPk46hj
麻生太郎はとてつもない日本って本出版してるぞ

オープン2ちゃんねるを専用ブラウザで閲覧する方法
http://hamusoku.com/archives/7191600.html



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