154: sage 投稿日:2009/07/29(水) 17:07:18 ID:nLU9CoPs0
二年ぐらい前にばあちゃんの弟が癌で亡くなった。
明るくて酒好きなおもしろいおじさんだったから、
亡くなったときはすごく悲しかった。
床屋やってて小さい時はよく髪切ってもらったし。
みんなそのおじさんのことを「ひでおじさん」って
呼んでて、ばーちゃんも他の親戚も「ひでお」って
呼んでたから、普通にひでおって名前って思ってた。
そしたら葬式で全然違う名前の看板出てんのw
「憲行」みたいな、漢字で漢字二文字読み四文字の名前。
何で?と思ってばーちゃんに聞いたら「ひでおは本当は
憲行(仮)っていう名前なんだよ」「丑年の次男だから」って。
全然意味が分かんなくて後でかーちゃんに聞いたら、
うちの田舎では丑年生まれの次男は家を潰すから、
一回近くの川の橋の下に捨てて、拾った人に名前を
付け直してもらうんだって。
ひでおじさんのひでおは拾った人の付けた名前なんだってさ。
ちなみにひでおじさんを拾った人はリアル捨て子だと思って、
ひいじいちゃんとひいばあちゃんが「丑年の次男なんで返して
ください」って取りに行ったら「うちは子供が欲しかったから
返したくない。男の子が駄目なら女の子をくれ」って言われて、
ばーちゃんの妹が養子に行ったw
つーか丑年の次男が家を潰すってなに?
誰か知ってる人いる?

明るくて酒好きなおもしろいおじさんだったから、
亡くなったときはすごく悲しかった。
床屋やってて小さい時はよく髪切ってもらったし。
みんなそのおじさんのことを「ひでおじさん」って
呼んでて、ばーちゃんも他の親戚も「ひでお」って
呼んでたから、普通にひでおって名前って思ってた。
そしたら葬式で全然違う名前の看板出てんのw
「憲行」みたいな、漢字で漢字二文字読み四文字の名前。
何で?と思ってばーちゃんに聞いたら「ひでおは本当は
憲行(仮)っていう名前なんだよ」「丑年の次男だから」って。
全然意味が分かんなくて後でかーちゃんに聞いたら、
うちの田舎では丑年生まれの次男は家を潰すから、
一回近くの川の橋の下に捨てて、拾った人に名前を
付け直してもらうんだって。
ひでおじさんのひでおは拾った人の付けた名前なんだってさ。
ちなみにひでおじさんを拾った人はリアル捨て子だと思って、
ひいじいちゃんとひいばあちゃんが「丑年の次男なんで返して
ください」って取りに行ったら「うちは子供が欲しかったから
返したくない。男の子が駄目なら女の子をくれ」って言われて、
ばーちゃんの妹が養子に行ったw
つーか丑年の次男が家を潰すってなに?
誰か知ってる人いる?

337: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/07/31(金) 16:58:40 ID:HiT/v5UM0
>>154
柳田国男の遠野物語拾遺に似たような話がある
年回りの悪い子は一度捨て子にして他人に拾ってもらい、改めて貰い子にする
それと同様に東北地方で取子という風習があった
寺社の門前に子を捨てて坊さんに拾ってもらい、それを貰い子にする
こちらは年回りではなく、子が健康に育つようにという話だった記憶があるので参考までに
ただ、どちらもうろ覚えなので間違ってるかも
柳田国男の遠野物語拾遺に似たような話がある
年回りの悪い子は一度捨て子にして他人に拾ってもらい、改めて貰い子にする
それと同様に東北地方で取子という風習があった
寺社の門前に子を捨てて坊さんに拾ってもらい、それを貰い子にする
こちらは年回りではなく、子が健康に育つようにという話だった記憶があるので参考までに
ただ、どちらもうろ覚えなので間違ってるかも
350: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/07/31(金) 22:55:05 ID:PHNZ0SGf0
>>154>>337
今もその手のあるぞ。
とつきとおば(十月十歯)って言って、赤ちゃんが生後十ヶ月で初めて歯が生えると
とおば=卒塔婆を連想させるから縁起が悪いってんで、近くの「辻」に捨て子する。
近所の人にあらかじめ頼んでおいて、捨てた(というか置いた)瞬間に、その人に
拾ってもらう。
ちなみに自分がそれをやられたらしい。生まれも育ちも埼玉県、現在35歳。
今もその手のあるぞ。
とつきとおば(十月十歯)って言って、赤ちゃんが生後十ヶ月で初めて歯が生えると
とおば=卒塔婆を連想させるから縁起が悪いってんで、近くの「辻」に捨て子する。
近所の人にあらかじめ頼んでおいて、捨てた(というか置いた)瞬間に、その人に
拾ってもらう。
ちなみに自分がそれをやられたらしい。生まれも育ちも埼玉県、現在35歳。
