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001 朝目新聞

世界の闇

中国は香港の抗議をどう封じたのか 100万人規模のデモから7年、周庭・黄之鋒と「言論の自由」の現在

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100万人規模のデモが起きた香港で、今度は「扇動的」な本を売ったとして5人が逮捕された。

2026年7月、香港警察は独立系書店2店を捜索した。容疑は、香港政府や司法、警察への憎悪をあおる書籍を販売したことだった。捜索を受けた書店の一つは、閉店理由として経営難だけでなく、規制の曖昧さを挙げていた。明確な禁止図書の一覧はなく、店側が何を置けるのか推測せざるを得ない。

その7年前、逃亡犯条例の改正に反対し、主催者発表で100万人を超える市民が香港の街頭に集まった。1週間後には約200万人が参加したと発表され、若者から会社員、家族、高齢者までが道路を埋めた。

日本で香港民主化運動の顔として知られた周庭は香港に戻らず、黄之鋒は今も獄中にいる。

現在、その規模の政治デモは姿を消した。問題が解決したからか。それとも、声を上げる代償が大きくなったからか。
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2019年6月16日の香港デモ(撮影:Iris Tong/Voice of America/Public Domain/Wikimedia Commons)
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【世界の闇】日本人の個人情報がカンボジアの廃墟から見つかった 被害者を詐欺師に変える「詐欺団地」の正体

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2025年末、日本の山間部に暮らす73歳の男性に、電力会社を名乗る人物から電話がかかってきた。個人情報を答えなければ電気を止めるという。男性は不安になり、電話番号や銀行口座の残高を話してしまったが、途中で不審に思い、金は送らなかった。
翌年2月、男性の電話番号と銀行残高が、タイ国境に近いカンボジア北西部の施設跡から見つかった。ロイターが男性に連絡して確認したところ、資料の内容は電話で相手に話した情報と一致した。
施設内には、家庭内暴力の被害を打ち明けたアメリカ人女性の記録、恋愛詐欺や警察官になりすますための台本、暗号資産ウォレットの情報も残されていた。さらに、外国の警察署や銀行を再現した部屋と、大量の二段ベッドが見つかった。
日本人を狙った詐欺の資料と、働く人間を閉じ込める設備が、同じ施設内にあった。
カンボジア詐欺団地
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【中国の闇】高僧、6歳の少年、大富豪、インターポール総裁…「突然消えた9人」に何が起きたのか

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中国当局の尋問を受け、ベトナムへ逃れたチベットの高僧がいた。ところが現地のホテルで拘束され、その4日後に死亡が伝えられた。
死因は「心臓発作」。遺体を引き取りに来た僧侶には死亡診断書の撮影が許されず、遺族の同意がないまま火葬されたと国連人権専門家は報告している。翌年には、彼が17年かけて育てたチベット語学校も閉鎖された。
同じ青海省では、別のチベット語学校を設立した高僧も中国当局に拘束されたとされ、現在まで収容場所も容疑も明らかにされていない。
二人は別人である。しかし、学校を作り、地域の信頼を集めた宗教指導者が相次いで姿を消し、その後に学校まで閉じられた経緯は、偶然として読み流すには重い。
中国で突然、外部との連絡を絶たれた人物は彼らだけではない。6歳の少年、人権派弁護士、習近平のポスターに墨をかけた女性、香港の出版人、大富豪、さらにはインターポール総裁まで、一時は家族にも居場所が分からない状態に置かれた。
9人の立場も容疑も同じではない。後に有罪判決を受けた者もいる。それでも共通しているのは、まず人が消え、騒ぎになった後で、拘束や捜査についての説明が現れたことだ。
彼らに何が起きたのか。
失踪した九者とチベットの静寂
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